刀剣山 第1・3峰 ~乳酸登山~

2022-5-18

 

垂水市の刀剣山(とうけんざん)に登ってきました。

垂水市は「飲む温泉水」や「森伊蔵」を製造・販売している市です。

海潟漁港は、映画のロケ地にもなっています。

 

今回登った刀剣山は、猿ヶ城渓谷にある山でして、山頂近くにはいくつもの岩肌が見られます。

その内の二つの頂に登っていきました。

 

目的地のルートですが、垂水市に入って「市役所前」の信号を海とは逆の方に進んで行きます。

後は、「猿ヶ城渓谷」の案内板を見て右折したり左折したりすれば、「森の駅 たるみず」に着きます。

その先を行き、右手に曲がると割と広い駐車場があるのでそこに車を停めることをおススメします。

 

登山口駐車場 結構停めれます

ルートは2つあるようです

 

ここで訂正があります。

先に張りました写真ですが、これは下山時に撮影したものです。

行きの時は、森の駅に車を停めました。

そして、写真の看板にある2つのルートは今回入山時に使っていません。

 

恐らくですが、現在使われていないと思うルートです。

私はそれを知らず、ピンクのリボンがあったことと登るためのロープがあったのであまり気にせずに登っていました。

そのルートは、結構急登で倒木が道を遮っていました。

無理やり乗り越えましたが、異変を感じたら引き返すのが登山の常識だと思われます。

ケガもないから良かったではなく、改めていくことでしょう。

以後、気を付けたいと思います。

 

やっこそうとは寄生植物だそうです

どんな岩でしょうか

3合目あたりで正規(?)のルートを見つけ、本道と観光ポイントを通る2つのルートが出てきましたが、観光ポイントのルートをいきます。

 

割と新しい看板です

もののけ姫のモロが上にいそうな巨岩です

 

Nの木

藪漕ぎルート

昔はここに川があったんでしょうか

山頂まで行きましょう

この辺りで5合目ですが、最初の急登ルートと通常の登山道がなかなかのもので大分くたびれてきました。

5合目でこのしんどさは、なんだか開聞岳を思い出します。

 

途中足場が濡れているので注意

これは経験の無い登山道でした。

鎖を握ってじゃらじゃら言わせながら登って行きます。

左側は下までまあまあ高さがあるので、慎重に行きます。

 

バ〇オハザード並みにゆっくりと登って行きます

ぐぅっ・・・

ぐぐぅっ・・・!

いやー、しんどい。

ロープの先にまたロープ。

手繰り寄せる道の先に見えるのは、変わらず登山道。

5月とはいえジメジメした環境なので、汗びっちょです。

 

松の木ルートがありました。気分転換にもなりました。

切実に近い方から行きたいと思うあの日の私

5分後に見つけた看板。時間かわってない。

無心で藪漕ぎ

着きました

ここは第3峰になります

錦江湾の先には美人岳が見えました

ここからは来た道を分岐の看板があるところまで引き返し、今度は第1峰を目指します。

 

この時点で、私の足はぱんぱんでした。

そうです。サブタイの乳酸とは疲れた私の足のことでした。

ぱんぱんがふくらはぎの上にまで来て、お尻の筋肉も若干ぱんぱんです。

 

無心に入った私は撮影を碌にせずに第1峰に向かいました。

満腹なのにステーキが出されたような気持ちです

デザートもありました 甘くはないけど

足元が怖い絶景ポイント

桜島

垂水市や鹿屋市から見る桜島は、何だか猛々しく感じます。

姶良市鹿児島市から見たときは優雅な山という印象でしたが、噴煙が出ている様子がより間近に見れるからでしょうか?

角度によって山の見方が変わるのは面白いですね。

 

第1峰の岩の上です

目的地に辿り着いたのですが、クマバチが数匹ブンブンしていて、足がぱんぱんな私は近寄りたくなかったためにちょっと撮影してすぐに岩から降りました。

 

すぐに下山します。

帰りはヘビを見つけました。

正直苦手です。牙あるし。

多分シマヘビでしょうか?

おとなしくスルスルと離れていきました。

 

そして最初に写真を張り付けた駐車場に辿り着きました。

今更ですが、初めに川を橋で渡るルートと石に飛び移って渡るルートがあります。

川の増水時には危険が伴いますので、危険と判断したら渡るのは中止して下さい。

 

きれいな川です

 

良い経験ができました。

ありがとうございました。