冠岳 ~再訪・徐福伝説登山~
2022-5-21
串木野市の冠岳へと行ってまいりました。
本日の天気ですが、前回同様に雲が覆っていて今にも雨が降り出しそうな感じです。
何故か晴れの日にここの山に行くことができません。
自然とは不思議なものです。
今回は徐福像のある展望公園に車をとめてからのスタートです。
駐車場は何台も停めれるぐらい広いですし、トイレもあります。
トイレには登山届の紙と鉛筆、投函するポストがついているので、ここで処理してから登るのをおススメします。
訪れた所は、西嶽~材木嶽~煙草神社となります。
東岳まで行ってみたかったですが、雨も降りそうなので全ては行きません。
二枚目は写真がぶれてますね。
雨降る前に行ってしまおうという気持ちが手ぶれとして表れています。
ここから西嶽山頂へは脇目も振らずに進みました。
2回目はなんだかあっという間に山頂に辿り着きました。
やはり1回目は慎重かつ情報量の多さから長く感じるんでしょうね。
こちらの道は、西嶽神社の右奥側にあります。
「経塚(きょうずか)」の案内板があるので分かりやすいかと。
しかし、前回の刀剣山の登山でヘビが活動しているのを知った私。
何となく足元を見てしまいます。
特に鎖模様は怖い!
前回はよう藪漕ぎやったもんだなと思いました。
最初に向かうのは、材木嶽です。
そこの山頂では材木を積んでいたら一晩で石になってしまったという伝説があります。
また、太鼓の音や歌ばやしが聞こえ、これらは天狗がいる山ともいわれているようです。
霧島連山では山の中から神楽の音がきこえるという七不思議に数えられる話があります。
何か関係性はあるのでしょうか?
そんなこんなで材木嶽の山頂へと辿り着きました。
石段の先には祠があり、そこでお参りをしました。
ここにはいわゆる「デンジャーゾーン」があります。
急斜面で危ないという看板があり、私はその先に道があると思い斜面を下ったのですが、両手両足を使わないと下れないような道でした。
先に進むとピンクのリボンが見当たらなくなったため、引き返しましたが、帰りの登りの道も結構しんどかったです。
というわけで、急斜面の道は登山道ではないようなのでお気を付けください。
というわけで、引き返して煙草神社を目指して行きます。
煙草神社付近の登山道ですが、鎖を辿って斜面を下りる道となっていました。
斜面の足場も岩でゴツゴツしているため、転ばないように注意します。
煙草神社の入り口は崖をくり抜いたようになっており、これまた新鮮な道でした。
ちなみに煙草神社についてですが、大岩戸神社とも呼ぶそうです。
入り口の洞窟に天然の煙草が自生しているようで、これは蘇我馬子が崇峻(すしゅん)天皇を怒らし流されてこの地にたどり着き、煙草の種を播いたため自生するようになったという言い伝えがあります。
煙草神社でお祈りをして来た道を少し戻り、下っていくと車道へと出ました。
ここから東岳に行くことが出来るようですが、雨も降りそうなのでここまでとしました。
良い経験ができました。
ありがとうございました。