母ヶ岳 ~絵描き登山~
2022-6-15
南九州市にある母ヶ岳(ははがだけ)に登ってきました。
南九州市は、お茶の生産量が国内シェア約15%で日本一となっています。
「知覧茶」の味はすっきりとして飲みやすいそうなので、お茶好きの方は是非、手に取って見てください。
また、歴史博物館の「知覧特攻平和会館」では戦時中に書かれた手紙や実際に使われていた戦闘機を見ることができます。
母を想う息子の手紙や子どものことを想う父親の手紙は、胸に来るものがあります。
日本のために戦った人々の想いや姿に一端でも触れたい方は、訪れてみてください。
母ヶ岳のアクセスについてですが、知覧ICからだと県道23号線を南下していきます。
そのまま進んで行くと、「芳香園」というお茶のお店が右手に見えてきます。
そこから少し進むと右手側に「知覧茶」とでっかく書かれた看板がありますので、右折して小道に入ってください。
すでに見えていると思うのですが、すぐに右折すれば駐車場に着きます。
※「後岳」というバス停も目印になります。
見ての通りですが、結構な数の車が停められますので、大所帯のファミリーでも安心して来れますね。
駐車場から出るとすぐに林道への入り口と登山口の看板がありますので、進んで行きます。
林道の終着点では、伐採作業をしていました。
挨拶をしましたが、お仕事に支障をきたさないようそそくさと進みます。
予想はできましたが、先日の雨と今朝方の小雨により土が濡れて滑りやすくなっています。
足元に注意しながら進んで行きます。
ふと、植物の葉の所を見ると蜂のような虫がいました。
最初は警戒しましたが、威嚇行動は見られなかったのとよく見ると刺さない蜂のようなので写真を撮って先へ行きます。
途中までは背の低い植物の道を歩きましたが、ある所から背の高い木々の道へと変わっていきました。
その道になってすぐにとある案内板を見つけました。
こういった言葉はテレビ業界でしか使われないのかと思っていました。
1つ勉強になりました。
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すみません、どうやら斜面を横切ったり、通過が困難な道のことを指すようです。
いやはや、お恥ずかしい限りです。
さて、私の選択ですが一般の道を選びました。
登山道は濡れた落ち葉で埋め尽くされており、傾斜が高くなる道では慎重に進みました。
ここで観光ポイントを見つけました。
少し開けた所に大きな石があって、そこから景色が楽しめるようです。
昨日や今日の天気と地形のためか、雲と霧で奥の様子が分かりません。
ひとまず、山頂を目指すことにします。
山頂は360°の景色が楽しめるのですが、上の写真以外の所を撮影した所・・・。
ここからは開聞岳が見えるそうですが、今日は厳しいです。
ここまでくると、白い雲や霧をキャンバスに見立てて頭の中で描いた方が何か得られるのではないでしょうか?
開聞岳はこの方向だろうか?
桜島が見えるだろうか?
どんな見え方だろうか?
自分の想像力では、あまり思い描けなかったです。
割と早めに断念して下山を始めます。
勉強になりました。
ありがとうございました。