鷹ノ子岳 ~入来峠の往来車展望登山~
2022-1-5
鷹ノ子岳は、清浦ダムの近くにある山で入来町から鹿児島市に向かう途中にあります。
標高は422mで、山頂近くが細長く尖っているのが特徴です。
入来麓武家屋敷群では、甲冑や着物を着ることができるそうです。
歴史好きの方や時代を逆行したい方は是非着てみてはいかがでしょうか。
話を登山に戻します。
鷹ノ子岳に向かうには、清浦ダムを目指して行きます。
駐車場には、清浦ダムの案内板がついており、駐車スペースは4台ほどでトイレや屋根付きの休憩できそうなところもあります。
そこから、橋の下に続く階段があるのでそこを行きます。
橋をくぐったらまた階段を上り、右手にある「ゆめかけはし」という橋を渡ります。
橋の下には、小川がゆったりと流れていて気持ちが癒されました。
ゆめかけはしを渡ると、鷹ノ子岳の登山口になります。
案内板によると鷹子神社が階段を上った先にあり、御祭神にすさのうのみこと、とありました。
スサノオノミコトであれば、天照大神の弟にあたるヤマタノオロチ伝説の彼になりますね。
ちなみにスサノオノミコトは治水の神様でもあるそうです。
治水の神様がいると水害が起きないとか・・・。
あの橋の下のゆったりとした小川を見るに確かにそう思えます。
さて、登山口に入ると階段をいくらか登ります。
階段の先には神社がありました。
参拝をしてから、神社の右裏にある登山道を行きます。
登山道はやや木の枝が散らばっており、登山客は最近はそんなにいなかったのかなと思いました。
傾斜は最後はともかくこの辺りは割と登りやすかったです。
最後の写真は下をくぐるのが少し怖かったです。
こんな大木だと重さも計り知れないでしょう。
ずんずんと進んで行くと山頂付近になりました。
山の形が駐車場にいるときに見えていたのですが、最後がやはり急勾配のようです。
しかし、私もすでに登山歴4か月の域に達しており、残り5分という看板も見た以上、音をあげることもなく山頂に着くことができました。
ポカリスエットはここで1本消費しました。
音をあげるぐらいならまだまだ元気ってことでしょうね。
一休みした私は下山をし始めましたが、途中で縦走コースという案内板を見つけました。
はて、どこを縦走するのでしょうか。
場合によっては引き返すことも考慮しつつ進んでみます。
15分ほどでしょうか、進んでみると「毒蛇の岩屋」という場所を見つけました。
鷹子神社の案内に書いてあったのですが、かつてこの山には毒蛇が住み着いており、三羽の鷹が食らいつくしたそうです。
この鷹が山の名前になったようですね。
もう少し進んで行くと、案内板を見つけました。
どうやらこのまま進んで行くと南側登山口に着くようです。
駐車場に車を停めている以上、また山を往復するのも面倒なのでここらで引き返すことにしました。
引き返そうとすると木の幹に何か傷があることに気がつきました。
一瞬、熊のひっかき傷を想像しましたが、ここは鹿児島です。
熊はいません。
高さ的にも鹿かイノシシでしょうか?
できれば、強風で飛んできた木の枝がこすれてつけた傷であってほしい所ですが・・・。
なんとなく、周囲に注意しながらの下山となりました。
良い体験ができました。
ありがとうございました。