2022-6-22
薩摩川内市の丸山へと登ってきました。
登山口ですが、丸山自然公園のすぐ近くにあります。
注意点として、丸山自然公園内にある厳島神社のすぐそばにも登山口があるのですが、現在は使われていません。
私が通ったのは、丸山自然公園の厳島神社に近い駐車場から北に坂道を下ったところにある登山口です。
ややこしい説明ですが、Googleの地図でいうと「丸山生活環境保全林」の所です。
登山口には、5台ほど車を停めれます。
車を降りて登山の準備をしていると、子猫に会いました。
眠たそうな目でこちらを見てきます。
膝を曲げて手を伸ばしてみると、人に慣れているのか寄ってきました。
しっぽの付け根や頭を撫でてみます。
嫌がるそぶりを見せません。
それどころか、私の膝の上に乗り、しまいには肩にまで乗ってきました。
気づけば、もう1匹現れてこれまた膝に乗り、しまいには肩にまで乗っかってきました。
彼ら(彼女ら?)は何を目的として、登ってくるのでしょうか?
分かりません。
登って来るときに、爪を私の薄いズボンの繊維に引っ掛けてくるのはやめてほしかったです。
なんやかんやで10分ほど戯れました。
気を取り直して進んで行きます。
子猫は登山口から先へは来ませんでした。
名残惜しそうに見ていました、私が。
アスファルトの登山道を進むと左側に自然の割合を増した登山道がありました。
その登山道の階段の先には、大人の猫が2匹いました。
さすがに彼らはそそくさと逃げていきました。
色的には、子猫の親ではなさそうです。
猫多いんでしょうか?
落ち葉道になってからは、右へ左へ登って何度か繰り返せば、頂上に着きます。
中間点にある丸太からなんだかリラックスできる香りがしました。
ここはそういうスポットなのでしょうか?
普通に考えれば、伐採した木材をここに置いただけなのでしょうが・・・。
(恐らく)設置者の意図しない癒し空間が、登山客の気持ちをスッキリとさせてくれます。
写真の位置からは左右に行く道となっていました。
どうやら山頂をぐるっと回れるようです。
左から行ってみます。
山頂を半周ぐらいしたでしょうか?
頂上の立札を見つけました。
立札の足元には三角点もありました。
少し歩くと開けた場所がありました。
目の前に広がる山は藺牟田池の外輪山のようです(分からなくて調べた)。
さらに進むと、厳島神社跡の案内板がありました。
どうやら丸山公園にあった厳島神社は、元は丸山の上にあったようです。
祀られる神様は弁財天で、「丸山弁天」と呼ばれ地域の人々に信仰されてきたと、書いてありました。
ご利益は、延命長寿や子孫繁栄、武運長久、福徳財宝のようです。
厳島神社跡には、二つの石碑がありました。
1つは、厳島神社跡を示すもの。
もう一つ石碑には、陸軍や海軍の方々の名が掘られた日露戦争記念碑がありました。
一礼してその場を去ります。
その先の道で、大きなミミズを見つけました。
本当に大きなミミズでした。
丸山の栄養たっぷりの土壌で過ごしてきたからなのでしょう。
ボールペンと比べたところ、倍の大きさはありました。
身体の青さと約30cmにもなる長さから『シーボルトミミズ』と思われます。
山頂を周り、満足して下山しました。
良い体験ができました。
ありがとうございました。